2024 10/18 ふだんの授業
秋ならではの味覚を、よりおいしく楽しんでもらうために
秋ならではの味覚を、よりおいしく楽しんでもらうために、お菓子屋さんやパン屋さんではさまざまな工夫を凝らした製品が登場していますよね。
東京製菓学校の実習でも、もちろん旬なレシピが登場しています!
昼間部 和菓子本科1年生では、旬のさつまいもを丁寧に裏ごしてから、さつまいものかたちに仕上げる「黄金芋(仮称)」をつくっていました。
一度大きく包んでさつまいものかたちに成形したものを半分に切って、オーブンで焼き上げたお菓子です。好みで選んでもらえるように、外側の皮の部分は右側はココアで、左側はシナモンで2パターンの仕上げにしているんですよ。
昼間部 パン本科1年生でつくっていたのは、こちらも見た目にもかわいらしく仕上げる「かぼちゃあんぱん」です。
あんべらで餡の量を計量しながらスピーディに包餡していく作業は、パン屋さんには必須の技術です。あんぱんはこれまで何度もつくってきていますが、今回は成形のバリエーションも学んでいってもらっています。
手の動かし方、ヘラのつかい方を、時には先生に確認してもらいながら、しっかりと技術を自分のモノにしていきます。
昼間部 洋菓子本科2年生で扱っていた旬の味覚は柿、「りんごと柿のタタン」です!
柿ならではの甘みと食感、紅玉の酸味も味わえるように、今回はフランスの伝統菓子タルトタタンのアレンジレシピとしてバランス良く仕上げていきます。
そして、もちろん秋スイーツの定番「モンブラン」もつくっていますよ。今回は和栗のモンブランです!
季節の移ろいも感じながら、さまざまな素材やアレンジ方法を学び、技術者としての幅も広げていってくださいね!