ちょうどいい塩梅を身につける|スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください!

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2021 06/07  ふだんの授業
ちょうどいい塩梅を身につける

和菓子本科1年生でも、いよいよ練切をつかった上生菓子づくりがはじまってきました。

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花や鳥、四季の風景などを表して季節感を活かした、茶席などでもよく用いられる和菓子らしい美しさが特徴のお菓子です。

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まずはその季節ごとの伝統的なデザインを学んでいきます。今回は季節の花「撫子」をモチーフにして仕上げていきます。もちろん自分たちで白餡に求肥を練り込んで加工した練切餡で、色づけを行なうところからはじめていきます。

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餡づくりや包餡、一つひとつ成形していく作業も難しいんですが、この和菓子ならではの繊細な色合いを調整して出していくのも難しいポイント。

ちょうどいい塩梅は、やっていく中で覚えていくしかありません。和菓子の世界ではこの「塩梅」という言葉をよく使います。味加減とか具合・状態という意味の言葉です。味・食感・色・香りなど、身体の五感をすべてつかってこの塩梅の感覚を向上させていくことが大切なんです。

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和菓子だけを2年間みっちりと練習していきますので、これからも何度もトライしてしっかりとした技術を身につけていきましょうね。

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一方、和菓子本科2年生の先輩たちは、お饅頭の中にさらに五色の餡を包んだお饅頭が入った薯蕷饅頭の応用編「子持ち饅頭」をつくっていました!

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結婚や出産などのお祝い用に利用される、とってもおめでたい特別なお饅頭なんですよ。洋菓子のパイピングのように、お饅頭の上には羊羹で「寿」の文字が書かれています!

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