2021 06/04 ふだんの授業
デコレーションの基本技術「パイピング・ナッぺ」
美しいデコレーションでケーキを仕上げる。パティシエにとっては必要不可欠な技術ですが、とっても難しいものでもあります。
そのため、洋菓子本科1年生の実習では、「パイピング」と「ナッぺ」の練習を数多く設定しています。
一見おいしそうなクリームに見えるかもしれませんが、実はこれはショートニングという油脂を泡立てたもの。生クリームだと触っているうちに状態が変化していってしまいますが、これだとくり返し練習できるんです!
「パイピング」とは、ケーキを仕上げたりする際に絞り袋のなかにクリームなどを詰め、絞ったり飾ったりする作業のこと。
「ナッぺ」は、お菓子の表面にパレットナイフなどを用いてクリームなどを塗ることです。スポンジ生地のケーキなどで頻繁に行なう作業のひとつです。
どんな現場でも頻繁に行なうことになるこれらの作業は、自然に手が動くレベルを目指して今後もくり返し練習していきます。
パティシエになるための近道はありません、ひたすら個人練習あるのみです!