2020 11/04 和菓子
京都・丹波への大納言収穫研修に行ってきました
和菓子本科2年生では、京都・丹波地方への収穫研修を行なっています。今年も先週10/27から3泊4日のスケジュールでお伺いしてきました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり今年は実施が危ぶまれておりましたが、研修中も毎日の検温やアルコール消毒など感染対策を万全に行なった上でクラス全員で行ってきました。
到着後すぐに圃場を見学させていただき、毎年ご協力いただいている材料会社の方より丹波大納言の歴史や現状、その育成方法や今後の問題点などについて講話をいただきました。みんないつも以上に真剣な面持ちです!個々それぞれに、多くのことを感じることができたのではないかと思います。
そして、地元農家の方々のご協力をいただき、距離をとりながら少しではありますが収穫のお手伝いもさせていただきました。
コロナ禍での実施ということもあり、例年のように一日収穫をすることはできませんでしたが、農家の方々と直接顔を合わせることができ、貴重な時間を過ごすことができました。
今年は自分たちでも育てた豆の写真を見てもらいながら、プロの方々にアドバイスをいただくなど、たくさんの話を伺うこともできたようです。
和菓子にとっても京都は特別な街。京都市内の和菓子店やカフェ、道具店の視察や、歴史ある京都の街並みを巡り寺院神社の参拝、美術館にも足を運んできました。
たくさんの方々のご協力のおかげで、学生たちに良い経験をさせてあげることができました。材料を生産してくださる農家のみなさま、その材料を取り扱ってくださるメーカー、加工者である和菓子屋さん、それぞれのつながりの大切さとともに、改めて和菓子をつくることができるよろこびを、肌で感じたのではないかと思います。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!