2023 06/22 特別授業
「京菓子」を通じて、京都の文化にも触れる
先日の昼間部 和菓子本科2年生では、京都・西陣より「京菓子司 千本玉壽軒」の代表取締役 元島 真弥 先生にお越しいただき、京菓子の特別授業を行ないました。
京都のお菓子「京菓子」は、関東やその他の地域とも異なる独自の進化を遂げてきた歴史があります。今回は京菓子の中でも特に高度な技術を要するとされている干菓子を中心に、ふやきせんべい、葛やわらびを用いた生菓子など、幅広いジャンルのお菓子を用意してきてくださいました。
伝統ある京都の文化から生まれた繊細な色合いやカタチの表現、お菓子に対する考え方など、本来であれば実際にそのお店で修業させてもらう以外で、これらの技術に触れる機会もなかなかありませんよね。
また、元島 先生からの一方的な配合の提示だけでなく、学生たちの考えたデザインで創作する時間も設けていただきながら実習させていただきました。
自分の考えたものを見ていただき、ご意見を伺えるなんて本当に貴重な経験ですよね。
技術だけにとどまらず、京菓子の伝統や文化にも触れながら、多くのことを感じ取ることのできる体験となったようです。