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2025 09/18  ふだんの授業
引菓子の作品をよりおいしく食べやすくアップサイクル

先日の昼間部 和菓子本科2年生教室の前にずらーっと並んでいたのは、引菓子の学生作品です。

引菓子とは、結婚式や法事などの冠婚葬祭の時に引き出物としてつかわれるお菓子のことです。通常はお客さまから注文を受けてからつくっていくものですが、和菓子業界ではこの引菓子を題材にしたコンテストや品評会も多く行なわれており、今回もそういった場への出品を想定した作品づくりを行なっていました。

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学生それぞれにテーマを設定して、練切や羊羹、雪平、外郎、こなしなどを用いて、より手の込んだ作品づくりに取り組んでもらいました。元々が冠婚葬祭時につかわれるお菓子ということもあり、割り切れないようにという縁起を担いで数は奇数でつくり、素材やカタチ、色合いを変えて組み合わせていきます。

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出来上がった作品は業界内でさまざまな経験を持つ先生や、まわりのみんなにも見てもらって、次により良いものをつくっていけるようにしていきます。自分たちでテーマを決めてデザインを考えていることもあり、それぞれ個性や性格がお菓子に表れていました。

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作品ではありますが、すべては和菓子の素材。学生たちがせっかく丁寧に仕上げた作品なので少しもったいない気もしますが、よりおいしく食べやすくするためにアップサイクルしていきます!

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今回はみんなの作品の羊羹を再度練り直して、新たに一口サイズの抹茶の羊羹に仕上げていました!

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食材を使い切る責任を持ち、廃棄を極力減らす工夫も大切ですよね。

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