2025 04/21 ふだんの授業
材料や製法、設備を変えて、何度もつくる
今日の昼間部 パン本科2年生がつくっていたのは、もう何度目になるかわからないくらいつくってきている「フランスパン」と、アールグレイの香り立つ菓子パン「紅茶ロール」です。
フランスパンも菓子パンも、今回のものはどちらもひと味違います!
フランスパンはなんとフランス産小麦を100%使用、それに合わせて水もフランスの硬水をつかって仕込んでいます。パンの表面に入れるクープも、今回は入れ方を変えてつくっています。
紅茶ロールも、中に包んでいる紅茶風味のカスタードクリームは自家製で準備したこだわりの一品です。
さらに今回は蒸しパン類をつくったときに使用したコンベクションオーブンで焼成することで、普段使用しているオーブンとの違いを感じ取ってもらう目的もあります。
これぞ応用といったような実習ですよね。たくさんの実習時間を設定しているからこそ、材料を変えたり製法を変えたりして、何度も実習できるんです!出来上がりも満足のいくものにできたようですね!
ベーシックな製品も一度つくっただけでは本当の意味で技術を身につけられたとはいえません。バリエーションをこなしながら何度もつくっていくことで、技術に磨きをかけるとともに、知識の引き出しをたくさん蓄えていってもらえたらと思っています。