2025 02/12 ふだんの授業
新しいおいしさを生み出すスキルとノウハウ
昼間部 洋菓子本科2年生の実習で取り組んでいたのは、和の要素を取り入れながらも本格的な味わいを楽しめる和洋折衷なパティスリーの数々です。
和菓子との交換授業で学んだ、餡や黄な粉、和三盆などの和素材を、どのようにしたら違和感なく新しいスイーツとして楽しんでもらえるのか。今回は先生方が考案したレシピを模範実技なしで説明のみでつくってもらいました。
求肥とどら餡を黄な粉のシャンティーと黄な粉のビスキュイで巻いたロールケーキ、ほうじ茶のサブレとテリーヌにどら餡生地を合わせたほうじ茶のバトン、ムスリーヌとシャンティーのWクリームにどら餡とシュトロイゼルを合わせたシューです!
これまで学んできたさまざまな要素を組み合わせて、新しいおいしさを生み出す。これぞまさにお菓子づくりの醍醐味ですよね。
素材と素材との組み合わせ方やバランス感覚は、今後とっても参考になるはずです。洋菓子を知り尽くしているからこそ、和素材を取り入れながらもちゃんとパティスリーとして成立させることができているんです。さすが本校が誇る先生たちです。
そのスキルやノウハウをしっかりと受け継いで、春からはそれぞれの現場で活かしていってくださいね。