2025 01/08 ふだんの授業
今日から2025年の授業がはじまりました
2週間ちょっとの冬休みもようやく終わり、今日から2025年の授業がはじまりました!
今月末には本校の学園祭「菓子祭」もあるので、そのイベント準備や展示用の作品づくりもはじまってきます。まだはじまったばかりですが、早速忙しくなっていきそうですね。
昼間部 和菓子本科1年生の新年最初のお菓子は、ちょうど今くらいの時期から和菓子屋さんでも目にするようになってくる「うぐいす餅」です!
うぐいすは春告鳥とも言われるように、春を連想させる鳥です。まだまだ冬もこれからという時期ではありますが、和菓子屋さんでは一足早くお菓子で季節の移ろいを感じてわざと季節を少し前倒ししてくれていたりするんです。
和菓子の世界では、抽象的につくって素材や色彩、全体的なデザインからそのものを連想させるという表現方法をします。食べ物なので食欲のわく色やデザインにすることも大切なんです。
うぐいす餅は、求肥生地でうぐいす粉を手粉にして餡を包んで仕上げていきます。求肥生地はとってもやわらかく練り上げてあるので、生地の分割や包餡作業も難易度が高いんですよ。
しっかりと技術を向上させていきながら、お菓子屋さんが今の時期どんなお菓子をつくっているのかも覚えていきましょうね。