南蛮渡来の伝統菓子「長崎カステラ」|スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください!

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2024 10/11  ふだんの授業
南蛮渡来の伝統菓子「長崎カステラ」

先日の昼間部 和菓子本科2年生でつくっていたのは、南蛮渡来の伝統菓子「長崎カステラ」です。

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カステラは、室町時代末期にスペインやポルトガルから長崎に伝えた南蛮菓子がもとになっています。その後、長い歴史の中で独自の改良が重ねられていき、元々のオリジナルのものとはかたちも味わいも異なる、今のカステラになっていったと言われています。

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スポンジケーキと同じだと思われがちですが、実は全く異なります。膨張剤などは使っておらず、卵を混ぜるときの力の入れ方やタイミング、粉との割合、焼いている間に行なう泡切りと呼ばれる気泡の抜き方など、さまざまなテクニックを駆使して、みなさんご存じのあのふんわりとした生地に焼き上げているんです。

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なので和菓子屋さんの仕事として扱われることが多いのですが、もともとは洋菓子ということで、昼間部 洋菓子本科1年生でも少しサイズを小さくして、同じ日にカステラを焼いていました!

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今回はベーシックな配合と生地に抹茶を加えたもの、2種類のカステラを焼いていました。この独自のテクニックをヒントに、今後何か新しい菓子づくりのヒントになってくれたら嬉しい限りです。

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