2024 10/07 ふだんの授業
実習を通して、学生一人ひとりの自主性も育んでいきます
今日の昼間部 洋菓子本科1年生でつくっていたのは、バウムクーヘンのように層になったドイツ菓子のドボス・シュニッテン、アーモンドプードルをつかったビスキュイにクレームパティシエール、バヴァロアを合わせたカップもの、そしてブールノワゼットの焦がし具合がポイントの焼き菓子フィナンシェです。
まだまだベーシックなお菓子が中心になりますが、徐々に作業工程の多い製品が増えてきましたね。実習は複数のものを同時進行でつくっていく訓練でもあります。
限られたスペースを有効活用して、製品ごとの工程の手順も考えながら、みんなで協力し合って進めていきます。
先生たちはすぐそばにいますが、基本的には自分たちで話し合って、計画立ててつくっていくんです。学生が自分で考えて、手を動かすことを何よりも優先していきます。
基本の技術を積み重ねながら、たくさんの製品を知ってもらいたいのはもちろんなのですが、すべては学生一人ひとりに、自主性をもって授業に臨んでもらうため。それが本校が実習に多くの時間を割いている一番の理由なんです。