2024 09/06 ふだんの授業
生地づくりをしっかりと身につけてもらうために
お菓子の土台となる生地づくりについては、さまざまなバリエーションを通してくり返しつくって練習していきます。
元気いっぱいの昼間部 洋菓子本科1年生が今回つくっていたのは、シュー生地製品です。
代表的なシュークリームやエクレアをはじめ、クッキー生地をのせて焼き上げるシュー・シュエドワ、修道女に見立てたルリジューズ、自転車の車輪を模したパリ・ブレストなど、シュー生地製品だけでもいろんなバリエーションがありますよね。
この日はスワンのカタチに仕上げるシーニュをつくっていました!スワンの頭と首の部分もシュー生地を絞ってつくっているんですよ。工程も多く手間も技術も要するので、つくっているお店も少なくなっているかもしれませんが、応用の技術として古くから愛されている製品です。
シュー生地は、水と油脂を沸騰させた中に小麦粉を加えて火にかけ、充分に練り上げて卵を加えてつくっていきます。どれくらい卵を加えて、どれくらいの固さに練り合わせていくかがとっても重要です。そのちょうどいい固さを、自分で判断できるようになってもらうために、製品バリエーションをこなしながら生地づくりを何度も練習していってもらっているんです。
この日はちょうど昼間部 洋菓子本科2年生も、シュー生地のアレンジ製品。ココナッツとパイナップルを組み合わせたエクレアをつくっていました!シュー生地に限らず、いろいろな生地づくりについても、同様にバリエーションをこなしながら何度も練習していきますよ。