2024 06/13 ふだんの授業
少しずつ、でも着実にレベルアップを図っていきましょう
多種多様なパンを扱う日本のパン業界は、今や世界でもトップクラス。日本生まれの日本ならではのパンも数多く存在します。
そんなパン業界での活躍を目指す昼間部 パン本科1年生では、どんなパン屋さんでも扱うことの多いベーシックな菓子パンの実習にも取り掛かっています。
今回つくっていたのは独特な成形方法が必要となるチョココルネです!
細く均一にのばしたパン生地を、専用の金型に巻き付けて成形していきます。この生地をのばす作業も慣れないとなかなか難しいんです。巻く際もきつくてもダメ、緩すぎてもダメ、この後再度発酵して膨らむことを想定して巻きつけていきます。
はじめてのチョココルネということで、学生たちもだいぶ苦戦していたようですが、これから何度もくり返しつくっていきます。みんなが慣れてきたら、生地の配合や製法を変えてつくったり、つくる数を増やしたり同時に別の製品と組み合わせてつくったり、中に詰めていくクリームも手づくりに変更していったりします。
これだけ一つひとつにこだわってつくる経験を積んでいけるのも、パンだけを専門的に学べる本校ならではの特長といえます。少しずつ、でも着実にレベルアップを図っていきましょう。