洋菓子のテイストや素材を組み合わせたお菓子も｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

和菓子には、洋菓子のテイストや素材を組み合わせた、洋風仕立てのお菓子もあります。本校ではそれらを「ヌーヴェル和菓子」と呼び、さまざまな角度から分析して授業に取り入れています。

先日の和菓子本科2年生が実習でつくっていたのも、餡をつかっていない洋風のお菓子「チーズ饅頭」です。みなさんご存じの定番和菓子にはあまりつかうことのない、生クリームや発酵バター、チーズといった乳製品などをふんだんに取り入れたお菓子で、ドイツのパン屋さんでよく見かけるシュトロイゼルクーヘンをモチーフにしています。

和菓子の技術や考え方に、洋菓子の要素もパンの要素も上手く融合させていく。

これからの業界を担う和菓子職人には、伝統的なものをしっかりと継承しつつ、こういった柔軟な発想のもと、良いものはどんどん取り入れていく考え方も持ち合わせてもらえたらと思います。