2024 05/20 ふだんの授業
「使ったことがない」「わからない」ということがないように
洋菓子科2年生の教室には「バウムクーヘン」専用のオーブンも設置してあります!
ドイツ語でバウムは「木」クーヘンは「ケーキ」のことで、回転する軸に生地を丁寧に一層一層かけて焼いていくことで、その名の通り断面はきれいな木の年輪のような模様が出来ています。
ベースとなるプレーンだけでなく、チョコレートや抹茶、コーヒー、メープル、ストロベリーなど、さまざまな味わいも楽しめるようにグループごとにレシピを変えてつくっていました。
また、今回はバウムクーヘンと同様に時間と手間のかかり、専用の特殊な型を使用してつくるフランス南西部・ボルドー地方の伝統菓子「カヌレ・ド・ボルドー」と並行してつくっていました。
バウムクーヘンもカヌレも、それぞれに専門店があったり、こういった特殊な機械や型も導入して商品ラインナップに加えることで、他店との差別化を図っているお菓子屋さんも見受けられますよね。
近い将来に実際に働くことになる環境はきっとさまざま。いざという時に「使ったことがない」「わからない」ということがないように、特殊な設備や型などもバランスよく配置してカバーしていきます。