2024 04/26 ふだんの授業
実験を通して、パンづくりの条件を知る
昼間部 パン本科1年生が今月ずっと取り組んできた製パン実験もそろそろ終盤。先日はベンチタイムの比較研究を行なっていました。
ベンチタイムとは分割して丸めた生地を休ませる時間のこと。パンづくりにおいて、このベンチタイムはとっても重要な役割があります。
このベンチタイムが短すぎると生地の膨張が少なく、パンの容積が小さく、ひび割れも多く、色付きの悪い硬いパンになってしまいますし、長すぎてもパン生地自体に勢いがなくなってしまい、粗い内相になってしまうのだそうです。
ベストなパンづくりを探っていく上で、この製パン実験はとっても重要なんです。工程一つひとつ理由を検証していく中で得られたデータが、今後パン職人に必要となる技術のベースとなっていくはずです。
明日から5/6(月)までは少し長めのゴールデンウイーク期間となりますが、休みの間にしっかり復習しておいてくださいね。