2024 04/25 ふだんの授業
まずは遅くてもいいので丁寧に
和菓子づくりにおいて基本となる作業に、分割と包餡があります。これを正確に出来るようにならなければ、次のステップに進むことはできません。
先日の夜間部 和菓子専科1年生でも、基本の小麦饅頭を通して、これら作業の練習を行なっていました。
お饅頭の仕上がりの大きさを揃えるためには、餡はもちろんですが手につきやすい生地についても、正確に分割して包餡ができるようにならないといけません。
手の中で適量の生地を押し出してちぎっていく、生地を均一にのばしてきれいに餡を包んでいく。こういった基本作業は、さまざまな製品づくりを通して、慣れるまでくり返し練習していく必要があります。
まずは遅くてもいいので丁寧に。スピードはいずれ身についていくものなので、今は技術のポイントを把握して、しっかりと自分のものにしていくことに集中して取り組んでいってください。