「クロカンブッシュ」もつくり上げていきます｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

昼間部 洋菓子本科2年生で、約1ヵ月間もの時間をかけて取り組んでいるアメ細工の授業。その中で、アメ細工にこれまで学んできた技術も組み合わせた製品「クロカンブッシュ」もつくり上げていきます。

「クロカンブッシュ」とは、フランスの伝統的なお祝い菓子で、クロックとはカリカリした、アン･ブッシュとは口のことで、口の中でカリカリ食べるという意味です。小さなプチシューにアメをかけて円錐形に積み上げてつくっていきます。

フランスではウェディングケーキとして用いられたり、教会の洗礼や婚約式などのさまざまなパーティーで飾られるもので、シューを取り外してみんなで食べてお祝いします。

何度も練習してきたバラの花やリボンなどをアメ細工で、アメにナッツを混ぜ込んだヌガーで土台の部分を、グラスロワイヤルのパイピングで繊細なデコレーションを施していきます。色合いやデザインはグループごとにみんなで考えて仕上げていきます。

実際に取り扱っている職場も少ないので、今後なかなかつくる機会もないかもしれませんが、ぜひ知っておいてもらいたい内容です。このプチシューのようにさまざまな経験を積み重ねて、知らないことはない状態で自信を持ってプロの世界に飛び込んでいってほしいと思います。