2023 09/04 ふだんの授業
現場を意識した本物をつくる経験を数多くこなす
昼間部 洋菓子本科2年生の実習では、現場を意識した本物をつくる経験を数多くこなす実習を展開しています。
ここでいう本物とは、パティスリーの「いま」を見据えて新しいニーズも取り込んだ実習製品、そしてパティスリーの現場でのお菓子づくりと同じ動きです。
伝統的な製品や定番の人気製品はもちろんですが、新しい材料や型、製法、道具など、良いと思われるものはどんどん積極的に取り入れた、今の現場でつくられている製品と同じものようなものを、授業の中でもつくっていっています。
2学期もまだ始まったばかりですが、すでにたくさんの製品をつくっています!
工程も多く複雑なそれらの製品をつくっていく中で、とっても大切になってくるのが、一人ひとりの技術とともに、作業の分担や工程の確認などの声かけ。
現場でのお菓子づくりは、すべてを一人で行なっているわけではありません。先々のことを考えて、時間通りにさまざまな役割をそれぞれが協力し合ってしっかりとこなせてこそ、あれだけの種類や数の製品を連日つくることができるんです。
そういった動きを覚えるためには、やはり練習が必要です。学校での実習は、そのための予行練習。その中で徐々に、仕事としてのお菓子づくりが見えてくるはずです。