2023 05/26 ふだんの授業
夜間部でもドイツパンに取り組んでいきます
夜間部 パン専科2年生でも、ドイツパンの授業がはじまってきています。
先日の実習では、ロッゲンミッシュブロート、ヴァイツェンミッシュブロート、さらには次回の実習でつかうサワー種の仕込み、フルーツの下処理などを行なっていました。仕込み等は時間、手間がかかる部分もありますが、夜間部でも時には冷蔵・冷凍の技術を取り入れながらしっかりと取り組んでいきます。
ロッゲンとはドイツ語でライ麦のことを指します。ヴァイツェンは小麦、ミッシュは混合、ブロートはパンという意味です。ライ麦と小麦の比率の違いで、味わいや食感はもちろん香りや酸味も大きく異なってきます。
ドイツは言わずと知れたパン王国。主なものだけでも数百種類のパンがあり、その消費量もヨーロッパでトップクラスです。ドイツ語についてはもちろん、それぞれの特徴や製法の違いだけでなく、スープやチーズといった相性の良い食べ合わせなどについても学び、将来はお客さまに食べ方の提案もできるようになってもらえたらと思います。
昼間部と比べると授業時間の短い夜間部ではありますが、それはどちらも同じです。
デリケートな温度・湿度の管理にも気を配りながら、限られた時間の中で効率よく作業を進めていくためには、どんなことが必要なのかも確認しながら進めていきます。