2022 10/13 ふだんの授業
和菓子の芸術「工芸菓子」にも取り組んでいきます
和菓子の材料を使うこと以外は、工芸品と何ら変わらないほどの繊細な技術と芸術的センスが必要となる「工芸菓子」。
昼間部 和菓子本科2年生では、その工芸菓子の実習も徐々に始まってきて、学生たちが個人作品に取り組んでいます。
工芸菓子は、寒梅粉と粉糖、水で捏ねてつくる"雲平生地"や、餡類と粉類を混ぜ合わせて蒸してつくる"餡平生地"、上白糖と味甚粉に砂糖蜜を加えてつくる"ぬくめ生地"などを用いてつくられています。
今回は雲平生地を薄く延ばして、色づいてきた紅葉の葉を丁寧に一枚一枚つくっていました。
手間も時間もかかる作業ですが、学生のうちから手がけておくことで、和菓子技術者としての自信を深めていってもらえたらと思います。