2022 06/21 ふだんの授業
製パン実験でベストなパンづくりのノウハウを身につける
本校パン科では、まず学生たちに多くの失敗を経験させる食パン実習からスタートしています。
夜間部 パン専科1年生では、4月の入学以来2ヵ月以上にわたって「製パン実験」を行なっています。
パンは小麦粉とパン酵母、塩、水、といった材料から、想像もつかないくらいバラエティ豊かな姿を生み出していきます。要素がシンプルなだけに、上手につくり上げるには経験と知識が必要不可欠。パンづくりはプロのパン職人でさえ、100%満足することはないといわれれるほど奥深い世界なんです。
まずはさまざまな条件で実際に食パンをつくる中で「なぜ失敗したのか」「どうすれば成功するのか」を考えていくところからはじめています。
こういった実習にしっかりと時間を割くことができるのも、パンを専門的に学ぶ学校だからこそ。素材の種類や量の調節、タイミングなど、ベストなパンをつくるためのノウハウを身につけていきます。