2022 06/03 ふだんの授業
きれいにクリームが塗れて、美しい絞りができるように
技術をしっかりと身につけていくためには、くり返し練習をしていくしかありません。
昼間部 洋菓子本科1年生では、パティシエ&パティシエールになるためには必須となるデコレーションの技術「ナッペ」と「パイピング」の練習を、授業の時間内に頻繁に行なっていきます。
まずは規定通りの作品がつくれるようになるために、スポンジケーキの型を裏返して、くり返し練習できる素材で何度も何度も同じ練習をしていきます。
パティシエ&パティシエールの仕事に、向き不向きはありません。しいて言えば、お菓子を通して「たくさんの方に喜んでもらいたい!」という強い気持ちを持つことが大切です。
こういったデコレーションを、はじめからすぐにできる人はほとんどいません。でも毎年全員が必ずできるように訓練していっています。周りに同じレベルのクラスメイトがいるから、ともに励まし合いながら練習していけますよね。
ちなみに、ナッペとはお菓子などの表面にクリームなどを塗る作業。スポンジ生地のケーキなどで頻繁に行なう作業のひとつです。また、パイピングは絞り袋等にクリームなどを詰めて絞ったり飾ったりする作業です。どちらもデコレーションには欠かせない技術ですよね。
これらの技術は、現場では出来て当たり前の技術として求められます。どうぞ今のうちにたくさんの失敗を経験して、力加減や身体の使い方など一つひとつの技術のコツをしっかりと覚えておいてください。