2022 04/15 ふだんの授業
平鍋菓子の代表格「どら焼き」
昼間部 和菓子本科1年生では、比較的定番の伝統的な製品づくりを通して、時代の移り変わりに左右されない、しっかりとした基礎技術を身につけてもらうことをテーマに取り組んでいきます。
今回は選・和菓子職優秀和菓子職の称号も持つ、本校和菓子科 小林 紀夫 先生が担当して、平鍋菓子の代表格といってもいいお菓子「どら焼き」の授業を行なっていました。
「どら焼き」といえば、そのまま「Dorayaki」として世界各国で愛されているくらい和菓子を代表するお菓子のひとつですよね。学生たちも楽しみにしていたようです!
まずは基本の配合で、現場の職人さんの卵の割り方からそれぞれの原材料の果たす役割・効果について解説を加えながら、生地の合わせ方、塩梅の見極め方、平鍋の扱い方など、本当にイチから一つひとつ行なっていきます。
「おいしい」を生み出すためには、ちゃんとそれぞれの意味や理由をわかった上でつくる必要があるんです。小林 先生の手さばきを少しも見逃すまいと、学生たちもノートを片手にアツい視線を送っています!
これから何度もつくっていくことになると思います。たくさんつくっていく中で、少しずつ和菓子づくりのコツを理解していってくださいね。