2021 11/20 特別授業
今年も小麦の種蒔きにいってきました
パン本科の授業では、一年を通じて小麦を本質から学ぶために「小麦栽培」のカリキュラムを取り入れています。
今週の11/17(水)に、今年の1年生たちが神奈川県にお借りしている畑へ種蒔きにいってきました!
小麦はパンづくりにおいて欠かせない素材です。その小麦が生産者の手によってどのような工程を経て育てられているのかを知ることで、素材を使用できる喜びを感じとってもらえたらと思います。
近年、国内産の小麦も品種改良が進み、さまざまなものが流通するようになってきていますよね。今回も畑を管理していただいている地元農家の若菜さんの指導の下、パン用に品種改良されたユメカオリという品種の種を、みんなで協力して蒔いてきました。
先日のパン本科2年生の実技講習で国内産小麦を使用したパンづくりを教えてくださった「ムール・ア・ラ・ムール」のオーナーシェフ 本杉 先生も畑まで駆けつけてくださいました。
今やパン職人として素材について学ぶことは必須ともいえます。国内産小麦や米粉など新たな素材を知ることで、新たな製品開発にもつなげていける能力も養っていきたいと考えています。
これからの寒い時期を乗り越えて、年明けには麦踏み、そして今回も順調に育ってくれれば、おそらく来年の夏前くらいには収穫を迎えることができるかと思います。
ここで収穫した小麦でおいしいパンをつくれるように、自分たちもパン技術者としてしっかりと成長していきましょう!