2021 07/02 ふだんの授業
七夕の上生菓子をつくっていました
先日の夜間部 和菓子専科2年生では、来週の7/7を前に「七夕」の上生菓子をつくっていました。
今回の実習でつくっていたのは、羊羹の上に淡雪羹と錦玉羹を流し合わせた「天の川」と、薄く伸ばした外郎を衣に見立てた「織姫」です。
古くからある和菓子ならではのデザインも良いですが、明るい色合いの新しくポップなデザインのお菓子も良いですね。
ひなまつりやこどもの日などの節句のように、七夕の時に必ず食べるという和菓子は特にありません。そのため、和菓子屋さんでは七夕にちなんだお菓子をつくる店とつくらない店とにわかれてきますが、和菓子科では季節の移ろいも感じながら、その時期に合ったお菓子づくりに取り組んでいきます。
また、次回の実習でつかう練切餡の練り上げも。当たり前ですが、自分たちでお菓子に使用する餡は、毎回自分たちで加工して準備していきます。こういった作業は、一人ひとりがちゃんとできるようになってもらうために、交代しながら行なっていきます。