2021 05/07 ふだんの授業
生地づくりはパティシエの基本!
パティシエになるための第一歩として、欠かせないのが基本である生地づくり。
洋菓子本科1年生では、バターを多く用いたきめ細かくどっしりとした感じのバターケーキ生地や、サクサク食感の層になった折り込み生地などの実習もはじまってきています。
バターケーキ生地も折り込み生地も、ベーシックなレシピだけでもいろんな製品がありますよね。さまざまなバリエーションの製品をつくっていく中で、あえて基本配合から少し分量を変えてみたり、使用する原材料を代えたりすることもあるんですよ。
「重くなりがちはバターケーキ生地の食感を、軽くするにはどうしたらいいのか」
「サクサク食感のパイに仕上げるには、どんな点に注意すればいいのか」
お菓子づくりには必ず理論があります。どうしてなのか、なぜなのか、疑問に思ったことや感じたこと、気づいた点があればすぐにメモをとって、わからないことがあればその場で先生に確認していきます。
学生が実習中にメモをとっていたノートを少しみせてもらったら、自分の言葉でいろんな書き込みがビッシリと書かれていました!!
実際につくる中でしか感じ取れないこともたくさんありますよね。
本当の意味で「わかる」という実感を得るために。さまざまな実習を通して、技術とともに生地づくりの理論もしっかりと学んでいきましょう!