2020 12/01 ふだんの授業
シンプルだからこそ難しい
パン本科2年生が実習でトライしていたのは、フランス伝統の新年を祝うお菓子「ガレット・デ・ロワ」です。
日本でもだいぶ浸透してきたので、クリスマスを過ぎたあたりからお菓子屋さんやパン屋さんで見かけるようになりましたよね。
実習は基本的にはいつもグループで作業を進めていきますが、こういった技術的なものなどはちゃんと一人ずつ練習していきます。
パイ生地の中にアーモンドクリームを入れたシンプルなお菓子ですが、つくり手の技術と個性がはっきりと出るお菓子でもあります。
パイ生地がきれいな層になっているか、中までちゃんと焼けているか等、ポイントはいくつもあります。表面を思い通りの美しい模様に仕上げるのも、なかなか難しいんですよ。
何事もシンプルであればあるほど難しいんですね。