今年も小麦の種蒔きに行ってきました｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

今年もパン本科1年生の学生たちが、先週末に小麦の種蒔きに行ってきました。

パンに欠かすことのできない材料である小麦に関しては、種類だけでなくその本質を理解してもらうために、種蒔きから収穫までを1年がかりで学んでいくカリキュラムを組んでいます。

いつも畑を管理していただいている契約農家の若菜さんから、国内産小麦の品種や栽培方法、今後のスケジュールなどについて、しっかりとレクチャーを受けてから、みんなで畑にいって種蒔きです。

品種もさまざまありますが、今回学生たちは「ゆめかおり」という品種を育てていきます。

近年は品種改良も進み、国内産小麦を使用しているパン屋さんも増えてきました。その特長や自然を相手に育てていく難しさなど、実際に身をもって体験させていただくことで、学生たちにはパンをつくることができる喜びを再認識してもらえればと思います。

慣れない農作業にみんな苦労していたみたいですが、若菜さんがなにからなにまで準備しておいてくださったおかげで、今年もなんとか無事に種蒔きを終えることができました。

順調にいけば年明けくらいには、小さなかわいい芽が出てきてくれるはずです。今年のパン本科2年生の先輩たちに負けないくらい、立派な小麦を育てていきましょうね。