2020 10/27 ふだんの授業
チョコレートの授業もはじまってきました
洋菓子本科2年生では、チョコレートの授業もはじまってきました!
本場フランスでは「ショコラティエ」と呼ばれる専門職があるほど、チョコレートは深い知識と経験値が必要とされ、奥が深く難しいものなんです。日本でもチョコレートの専門店が数多くできてきましたし、パティスリーにおいても専門店並みの本格的なチョコレートを取り扱うお店も増えてきていますよね。
そのためアメ細工と同様にチョコレートの授業についても、クラスごとに約1か月間もの時間を費やしてしっかりと学んでいきます。
チョコレートは温度管理がとっても重要なんですが、カカオバターの性質をしっかりと理解していないと、状態の良い艶のある美しい仕上がりにはなりません。取り扱い方の基本はもちろん、チョコレートの工芸菓子、ボンボン・ショコラに至るまで、チョコレートの関することについては幅広くすべてに取り組んでいきます。
中でも、ひと粒数百円という高級なチョコレート、ボンボン・ショコラについては、ヨーロッパで広く親しまれているものを中心に、専門店並みの約50種類もの製品づくりを行なっていきます。
生クリームを混ぜたガナッシュや、ローストしたナッツ類をカラメルと合わせたヌガーやプラリネ、ジャンドゥジャといったセンターに使用するフィリングについても、その一つひとつをちゃんとつくっていきますよ。
浅く広くではなく、深く専門的に。
近い将来に必要になった時にすぐに役立つ、知識と経験値の引き出しを今のうちにたくさんつくっておきましょう!