2020 10/26 ふだんの授業
約1ヶ月間もの時間をかけてアメ細工に取り組んでいきます
洋菓子のアメ細工は、飾り菓子の中でももっとも芸術性の高いテクニックです。その見た目の華やかさ、人々を魅了する形の美しさや輝きを生み出すためには、正しい知識と経験値が必要となります。
そのため洋菓子科2年生の授業では、昼間部も夜間部も約1ヶ月間もの時間をかけてアメ細工に取り組んでいきます。
はじめは砂糖を煮詰めてアメをつくるところから、さまざまな技法を駆使しながら作品をつくり上げるところまでトライしていきます。
小型の作品づくりを通して基本技術の練習をしつつ、最終的にはヌガーで土台を組んでシューを組み上げるクロカンブッシュや、色彩とその大きさとの調和が大切なピエス・モンテといった大きな作品づくりにも取り組んでいきます。
自分たちのイメージをカタチにしていく。
ここまでたどり着くまでには、やはりそれ相応の時間が必要ですよね。
学生である今のうちに、しっかりと授業の中で時間をかけて取り組み、その高度なテクニックを身体で覚えていきます。