すべては実験からはじまる｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

小麦粉とパン酵母、塩、水。
パンは、たったこれだけの材料から、想像もつかないくらいバラエティ豊かな製品を生み出せるんです。



ただ、シンプルな要素だけに、上手につくるためには多くの経験と知識が必要です。

例えば、小麦粉といっても麦の種類や挽き方によってかなりの差があります。他の材料や製法、製造工程についても同じことが言えますよね。



パン本科1年生では、まず食パンを題材に考えうる条件をすべて試していく「製パン実験」の授業を行なっています。

今回は、発酵時間とパン生地の捏ね上げ温度の違いによって、工程や出来上がりにどれだけ変化があるのかを、食パンを題材にして実際につくって学んでいました。



プロのパン職人でさえ、100％満足することはないというほど奥深い世界なんですよ。

だから、なぜこうなったのか、どうすればもっとおいしくつくれるのか、と製パン実験を通していろいろと考えていくことが大切なんです。