和菓子ヒストリー『どらやき』|洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信!『スイーツトピックス』

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2011 07/01
和菓子ヒストリー『どらやき』

「どらやき」は和菓子の中でも最もポピュラーなお菓子かも知れませんね。
あのしっとりとした生地につぶし餡のコンビネーションは最高です。
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「どらやき」の名は、船が出発する時に鳴らす打楽器の銅鑼(ドラ)に形が似ているためという説や、鉄板の代わりに銅鑼の上で生地を焼いたからという説もあります。
「どらやき」の起源については、昔、源義経が奥州へ逃れた時に、銅鑼を残していき、その銅鑼で焼いたのが「銅鑼焼き」の始まりだという伝説もあります。

「どらやき」の原型は江戸時代初期にまでさかのぼり、「助惣焼(すけそうやき)」というお菓子にたどり着きますが、これは薄く焼いた生地に餡を入れて四角く包んだものといわれています。今の「きんつば」のようなものです。その後、明治時代の初期に丸い「どらやき」が誕生したといわれていますが、現在の「どらやき」とは程遠いもので、今私たちが食べている「どらやき」は大正時代に生み出されたようです。

「どらやき」は別名「三笠山」とも呼ばれています。
奈良県にある三笠山の形に似ていることが由来とされていますが、「三笠山」は二枚の皮の縁が互いにくっつくようにつくられていることが多いです。

「どらやき」は大衆的な和菓子として、いたるところの和菓子屋さんで売られています。
ぜひ、いろいろな和菓子屋さんでいろいろな「どらやき」を試してみて下さい。
ちょっと変わったところで、生地に黒糖が練り込んである「黒糖どらやき」やバターが入っている「バタどら」もなかなかいけますよ!

7月の一日体験入学和菓子コースでは、この「どらやき」を行ないます!
詳しくはこちらをご覧下さい。

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