「響き」で和菓子を楽しむ 7.人物|洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信!『スイーツトピックス』

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2010 12/03
「響き」で和菓子を楽しむ 7.人物
〔人物〕
お菓子の名前につけられた歴史上の人物は茶人や歌人が多いようです。
どれも、後世に偉大な人物を偲んだり、その人物にあやかって名前を使ったようで、本人はまさか自分がお菓子の名前になるなんて思ってもみなかったでしょうね。
 
      利休饅頭…茶饅頭のこと。茶饅頭の色が、茶人である千利休が好んだ色のため茶饅頭を“利休饅頭”ともいうようになったというのが一般的な説。茶饅頭は黒糖を使うのでその産地の名前から“大島饅頭”と呼ばれたりもする。同じ菓子でも店や地域によって様々な呼び方がある。
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      織部饅頭…武将にして茶人の古田織部が創案した“織部焼”は、緑色のうわぐすりと絵が特徴的な陶器。うわぐすりの垂れの部分は緑色に着色した生地で、梅鉢や井桁などの絵は焼印で細かく表現されている。手の込んだ仕上げで、茶席向きの饅頭。
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