木田 智也 さん(パン本科1996年卒)|卒業生の声|製菓・菓子・パティシエの専門学校。お菓子作りやパン作りの専門性を徹底的に深めるカリキュラムを展開。 - 東京製菓学校 -

卒業生紹介『OB/OGの風景』
卒業生たちの“現在地”

卒業生紹介『OB/OGの風景』

2014 07/23
木田 智也 さん(パン本科1996年卒)

学生時代に同じ目標をもった仲間をつくってください。

木田 智也 さん
パン本科1996年卒
Boulangerie Arbre ブーランジェリー アーブル オーナーシェフ

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実家がパン屋で両親がパンをつくっていましたので、いずれは自分もパン屋になろうと思っていました。東京製菓学校を選んだのは、両親の知人からすすめられたのが一番大きかったと思います。また、いくつかの学校を見学に行き、その中で一番詳しく丁寧に説明してくれたのも東京製菓学校でした。地元から近い関西の学校へ選択もあったのですが、自分の両親が東京で修業していたこともあり、最終的に東京製菓学校に決めました。

当時パン本科は1年制でしたので、授業もぎゅっと濃縮されていてとても忙しかったのですが、パンづくりの基礎を学ぶことができて良かったです。感動的だったのは、フランス人客員教師がつくる、バターを中に織り込んだデニッシュペストリーがとても美味しかったこと。バターを練り込んだ生地がこんなに美味しかったのかと、とても感動しました。菓子祭では、大きな窯でインド料理のナンを焼いたりと楽しい学びもたくさんありました。とても楽しかった記憶があり、その時のいろいろな経験が今の仕事にも役に立っていると思います。

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学生時代に、今でも相談にのってもらえる、同じくパンをつくっている仲間や学校の先生と知り合えたことが一番大きかったです。独立する時には、在学中に教えていただいた先生から、機材や、人などを紹介してもらい、相談にのってもらうことができ、とても助かりました。現在でも先生にはお世話になっています。

また、忙しい合間にも仲間と遊ぶ時間をとりました。当時の仲間は、今でも相談できる間柄です。励まし合える良き仲間との出会いがあったことが、とても良かったです。

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「アーブル」では、家族やお子様連れのお客さまに優しい店づくりをこころがけています。100円玉を持って、小さな子供が買いに来られるような、小さい子供にも優しいパン屋を目指しています。美味しくてお値段もやさしいパンづくり。今後もそういった自分が持っているテーマに沿ったお店づくりを目指しています。

これから製パン技術者をめざす方には、学生時代に時間を見つけて、学ぶ時は学び、遊ぶ時間がある時には、メリハリをつけてぜひ遊びの時間をとってほしいと思います。一度パン屋に就職してしまうとなかなか時間がとれないので、学生時代にぜひ一緒に学び遊べる仲間をつくってください。私が何年もパン職人として続けられたのは、学生時代からひとりでコツコツまじめにやっていたからではなく、同じ目標をもった、いろいろと相談できる気の置けない仲間がいてくれたからだと思います。



[Shop Data]
Boulangerie Arbre ブーランジェリー アーブル

埼玉県朝霞市根岸台1-1-73 SK根岸台101
TEL:048-464-2979
営業時間:8:00-19:00
定休日:月曜、第1火曜
http://www.boulangerie-arbre.com/

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東武東上線「朝霞駅」東口より徒歩3分、コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュさの中に、木目調のナチュラル感がステキなお店です。「アーブル」はフランス語で"木"という意味。木田さん自身の名前の頭文字と、朝霞という土地にしっかりと根づいて大きな"木"になればという想いを込めて名づけたそうです。店内には所狭しと、かわいらしく、おいしそうなパンが並んでいます。日常のさまざまな場面で「アーブル」のパンを召し上がっていただきたいという想いから、毎日の食事に欠かせないフランスパンや食パンをはじめ、旬のフルーツを使ったデニッシュや昼食にぴったりのサンドウィッチや惣菜パン、ワインやビールになどのお酒に合うパンなど、一日に焼いているパンはなんと約80種類!

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