石嶋 麻衣子 さん(和菓子本科2010年卒)|卒業生の声|製菓・菓子・パティシエの専門学校。お菓子作りやパン作りの専門性を徹底的に深めるカリキュラムを展開。 - 東京製菓学校 -

卒業生紹介『OB/OGの風景』
卒業生たちの“現在地”

卒業生紹介『OB/OGの風景』

2013 08/03
石嶋 麻衣子 さん(和菓子本科2010年卒)
100個でも1000個でも、1つずつ最高のおいしさを届けていきたい!

石嶋 麻衣子さん
和菓子本科2010年卒
和菓子司  磯崎家 勤務

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私の働く磯崎家は、羽田空港の近くにある和菓子屋さんです。どら焼き「羽田太鼓」や「穴守最中」などが名物で、毎日たくさんのお客様にお越しいただいています。最近「羽田太鼓」の皮を任せていただくようになりました。人気商品なので、一度に400個もつくるんですよ。もちろん、いくら数が増えようとも、一つひとつ同じ美味しさ、同じ美しさを届けられるようにしなきゃと思っています。そのために、ただ大量生産するのではなく、食べていただくお客様のことを頭に入れながら、気持ちを込めてつくることを心がけています。きれいに形の整った和菓子が店頭に並ぶ様子を見ると、「明日もこの風景を再現できるようにしよう!」と、身が引き締まる思いですね。

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高校生の頃、東京製菓学校の体験入学に参加したのが和菓子づくりの初体験です。当然、初めて触る器具ばかりで、使い方さえもわからなかったほど。でも、未知だったからこそ「こんな道具を使うんだ」「将来は毎日この仕事ができるんだ」など、ワクワク感が大きかったことを覚えています。」栃木出身の私は、毎日1時間半かけて通学しました。もしかしたらここで精神力がついたかも(笑)。また、最後の学生生活なので、勉強もキャンパスライフも楽しもうと考えていました。思い出に残っているのは学校の行事。箱根セミナーハウスという学校の施設があって、そこへ研修旅行に行きました。普段とは違う授業をしたり、夜は友達と遊んだりしましたよ。

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小さい頃から「和」が好きで、食事なら和食、お菓子なら練切を選ぶような子供でした。お菓子づくりの道に進みたいと思ったときも、他の食べ物にはない和菓子の魅力や、女性の和菓子職人という珍しさへのかっこいいイメージが決め手でした。磯崎家は、学校の求人で見つけたお店で、味と社長の優しさが私にはぴったりでした。少人数でつくっているので、1年目から色々任せていただいています。最近「オリジナルの和菓子をつくってもいいよ」と言っていただいたんです!でも和菓子には基本があるので、オリジナルを考えることは簡単ではありません。仕事の合間に「どうしようかな」と考えたり、色々なものを見てヒントを貰おうと努力中です。



[Shop Data]
和菓子司 磯崎家
東京都大田区羽田4-11-7
TEL:03-5705-2558
営業時間:9:00-19:00(日・祝18:00まで)
定休日:月曜
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