デモンストレーションにはコツやワザが詰まっています | イベント開催レポート|東京製菓学校の各種イベントの開催レポートをご紹介。 - 東京製菓学校 -

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2021 07/27
デモンストレーションにはコツやワザが詰まっています

開催日時:2021年07月27日 ~ 2021年07月27日 13:00 ~ 16:40

今日は平日ですが夏休み期間中ということで、体験入学・オープンキャンパスを開催しました。台風が来ているのでちょっと心配でしたが、今日もたくさんの方が参加してくださいました。みなさん、ありがとうございました!

体験とはいえ、実習は普段の授業とほぼ同じような流れで、みなさんと一緒に作業を進めていきます。

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まずは専任教師陣がデモンストレーションというカタチで、説明しながら一度つくっていきます。それを観て、確認してから作業に取り掛かっていきます。

デモンストレーションでは、ただ単に今回のメニューをつくっていくだけではありません。職人に必要となる知識や、作業を行なっていく上でのちょっとしたコツ、経験値があるからこそできるワザなどが、たーっくさん詰まっているんです!

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例えば、和菓子コースでは今回お団子を生地からつくっていくのですが、その時に入れていく水の量は、レシピに書いてある決まった量ではありません。その日の天候や時期によっても変わっていきます。

今日は雨が降ったりしたので湿度が高く、晴れている時よりも水の量が少なくなりました。では、どこでその量を判断していくのか。そういったところがお菓子づくりの難しい部分でもあり、おもしろいところでもありますよね。

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洋菓子コースでは、ゴムベラやホイッパーといった道具の使い方や、生地の混ぜ方、粉の合わせ方、そして一つひとつの工程の理由や意味についても触れながら、今回の製品をつくっていきます。

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また、今月ももう一品チョコレート製品を入れていますので、テンパリングについても触れていきます。テンパリングは、学生たちもチョコレートに関する講義を数時間行なった上で、実習を何度も何度もくり返し練習して身につけていくものなので、この短時間ですべてを理解してもらうことは難しいかもしれませんが、温度変化によって変わる固さや状態の変化についてもご説明していきました。

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パンコースも同様に、デモンストレーションと実習を交互に行なっていきます。パン屋さんが使用する秤の使い方、なるべく少ない回数でパン生地の分割していく方法、パン生地を丸めるやり方といった、パン職人に必要不可欠な基本作業をゆっくり丁寧に指導していきます。

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今回ついてくれていた学生アシスタントは、全員昼間部の2年生。すごくテキパキと作業をこなしてくれていましたが、彼らも最初からできていたわけではありません。これまで学んできた成果があってこその今の動きなんですよ。

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パンコースでは今回も、急遽学生のデモンストレーションを実施!編みパンをつくってくれていました。実は、編みパンはパン職人の技量が問われる技術。まだ1年とちょっとの期間ですが、毎日のようにさまざまなパンを練習していくと、これくらいのレベルにはなることができるんですよ。

次回は明後日7/29(木)に開催します。また、来月から各コースともに今月とは違うメニューをご用意していますので、初めての方はもちろんですが、リピーターの方の参加も大歓迎です。新たな製品づくりを楽しむのと同時に、デモンストレーションを通してたくさんのコツやワザを勉強していってくださいね!

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>>>8月コースの詳細はコチラから

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