2025 12/12 パン
あらゆる設備を設置して、本来のつくり方を学んでいきます
今日の昼間部 パン本科1年生は、本校敷地内にある石窯の舎にてタンドール窯を使用していました。
タンドールとは、インド料理屋さんや中東の料理店などで目にすることもあるかと思いますが、粘土製の壺の形をしたオーブンです。今回はナンを内側の壁に貼りつけて焼いていきます。
パン屋さんでナンをつくるところはあっても、タンドールを使用しているところはないかもしれません。でも、パン科では学生たちに本来のつくり方を学んでもらうために、こういった設備も設置しているんですよ。
300℃以上の高温で一気にパリッと焼き上げていくため、みんなで交代しながら手分けをして手早く作業を進めていきます。焼けたナンを取り出す時は、長い棒の先にひっかけてはがしていきます。
表面はパリッと香ばしく、でも中はほんのり甘みもあって、もっちりとした食感に焼き上げていました。今回はバターチキンカレーも合わせてつくって、みんなでおいしくランチとしていただきました!
日本の製パン技術は世界的にもトップレベル。素材の質もバリエーションも、製造方法も、あらゆるパンの技術が日本に集まり、日々磨かれています。そのためパンを専門的に2年間かけて学ぶパン科では、世界中のパンに触れ、国内で売られているパンのほとんどをカバーしていきます。

















