2025 10/02 ふだんの授業
パン屋さんのパンのつくり方を学んでいきます
目指すのは、パン屋さんの仕事の進め方を身体に染み込ませること。
そのために昼間部 パン本科2年生では、定番製品のリピート練習を行ないつつ、さまざまなアレンジ方法についても学んでいきます。
この日の実習は、バターロールにフォカッチャ、フランスパン、あんぱん、そして次の日の菓子パンに使用するフィリングの仕込みを行なっていました。
こうなってくると作業はまさに分刻み。多少の前後はあったとしても、相手は生きているパン生地のため、大幅なズレは許されません。
個々のスピードアップはもちろん、仕事の流れを読んで各々が次に何をするべきか、考えながら動いていくスキルが必要になります。このレベルに達するまでにはそれなりに時間がかかりますが、これがパン屋さんのパンのつくり方なので、将来戸惑うことがないようにしておきたいですよね。
また、今回のあんぱんは、フィリングを抹茶餡にして、成形方法も少しアレンジを加えて葉っぱの形に仕上げていました。こういったほんのちょっとの手間とアイデアで、定番アイテムも新たな魅せ方ができるようになります。
そういった商品開発のヒントになりそうなアイデアも、今のうちにたくさん知っておいてくださいね。みんな知ってもらいたいパンがまだまだあります!