2025 09/05 ふだんの授業
交換授業でも二次加工食品を活用していきます
今日の昼間部 和菓子本科1年生では、洋菓子科との交換授業でマドレーヌやフィナンシェいったベーシックな焼き菓子の数々を学んでいました。
和菓子を専門的に2年間学ぶ学科ですが、洋菓子ならではの生地づくりを学んで、今後の新しい和菓子づくりに活かしていってもらうために、和菓子とともに洋菓子の勉強も行なっているんですよ。
バターや生クリームといった乳製品を取り入れた和菓子もたくさんありますので、最低限ベーシックな製品については知っておいてもらいたいと考えています。
その中でパウンドケーキに使用していたのは、夏前の授業で昼間部 洋菓子本科1年生が仕込んでおいたオレンジコンフィです。フレッシュなオレンジをつかった製品をつくった際に残ったオレンジの皮を、シロップで炊いてつくったものを使用していきます。
食品ロスの削減は、製菓製パン業界はもちろん、食品業界全体で向き合っていかなければならない大事な課題でもあります。近年、規格外品の再利用・再加工にも注目が集まっています。東京製菓学校では、廃棄を減らす実習レシピや配合、食材の再利用にも積極的に取り組んでいます。
こういった素材を加工して積極的に二次利用していくことも、今後のお菓子・パンづくりにおいてはとっても重要なことですよね。