2025 09/10 ふだんの授業
フランスの代表的なパンの一つ「Brioche ブリオッシュ」とは
こちらは、昼間部 洋菓子本科1年生がパンの交換授業で取り組んでいた「Brioche ブリオッシュ」です!
ブリオッシュとは、フランスの代表的なパンの一つで、かの有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉は、フランス王妃マリー・アントワネットが言ったとされていますが、実は正確には「ブリオッシュを食べればいいじゃない(Qu'ils mangent de la brioche)」。これは「ブリオッシュはパンよりも安いパン菓子だから、そちらを食べればいい」という意味なんだそうですよ。
とは言え、バターや卵が多いリッチな配合で、冷蔵庫で冷やしながらつくる、工程が複雑なパンなんです。発祥はオーストリアのウィーンと言われ、フランスに渡ってから更に改善され、現在のものとなりました。
「ブリオッシュ・ア・テット」はその形から頭を意味していて、他にも「ムスリーヌ」は服生地のモスリンからきていて同筒形、「ナンテール」はパリ郊外の町名で小玉生地の連結でつくる山型、クーロンヌは「王冠」と、ブリオッシュだけでもさまざまな種類があります。
他にもクグロフやバターロール、ハムチーズロール、メロンパンなど、ベーシックなパンをたくさんつくっていました!
最近は諸外国のようにお菓子だけではなくパンを扱うパティスリーも多いので、パンについてもしっかりと覚えておいてくださいね。