2025 09/12 ふだんの授業
廃棄を減らす工夫についても学びます
技術を自分のモノにしていくためには、くり返し練習していく環境が必要です。今週の昼間部 パン本科2年生では、もう何度目になるかもわからないくらいつくっている「フランスパン」の実習を行なっていました。
小麦粉、水、塩、パン酵母を基本とするフランスパンは、とってもシンプルな配合であるがゆえに、つくり手の技術力によってその味わいにも大きな変化が生じてきます。
気温や温度、生地の扱い方、タイミングの見極めなど、気をつけるべきポイントはたくさんありますが、それらをしっかり確認して身につけていってもらうためには、一人ずつくり返しの練習が欠かせません。
そのため、連日本当にたくさんのパンが出来上がってきますが、余らせてしまうことはありません!ラスクなどに二次加工する方法も合わせて学んでいきます。
今回のラスクに限らず、生地の途中の段階で混ぜ込んで別の製品に仕上げていくものや、クロックムッシュ、クロワッサン・オ・ザマンド、フレンチトーストなど、パンを無駄にしないための工夫から生まれた製品は他にもいろいろあります。
こういったパンペルデュについても学び、廃棄を減らす工夫をしていくことも大切なことですよね。