プロの現場を想定したパンづくりです｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

昼間部 パン本科2年生の実習では、さまざまな種類のパンを同時進行で、みんなで協力し合ってつくっていっています。一人ずつのスキルももちろん大切なのですが、プロの現場ではまわりと協力し合ってパンをつくっていくスキルも求められるからです。

当たり前といえば当たり前ですが、みんなで協力し合わないと、あれだけの種類や数のパンをつくることはできませんよね。すべての材料を計量するところから、ミキシングして生地を仕込んだり、生地を冷やしながら折り込み生地をつくったりと、朝から夕方までタイムスケジュールに沿って進行していきます。

この日は折り込み生地をつかった菓子パン、バターたっぷりのブリオッシュ生地のパン、ハード系のチャバッタ、クリームパンの計4品をつくっていました。

クリームパンに使用するクリームも手づくりです。パン屋さんでもクリームパンやカレーパン、あんぱんなどのフィリング類まで、しっかりとつくっているお店はたくさんありますよね。

材料メーカーが提供しているフィリングも知っておいてもらいたいので使いますが、2年生の実習ではほとんどイチから自分たちでつくっているんですよ。こういった細かな点で他のパン屋さんとの差別化を図ることで、お店ごとの特長を出すことができますよね。何よりも本物志向のお客さまにも喜んでもらえる技術なので、しっかり覚えていってくださいね。