2024 09/25 ふだんの授業
一つひとつ、日々の積み重ねが大切なんです
その時期ごとのおいしさを生み出していくのも、お菓子づくりの楽しいところですよね。昼間部 洋菓子本科1年生では、秋の味覚の代表格「栗」をつかったモンブランをつくっていました!
さまざまなタイプがありますが、今回つくっていたのはしっとりふわふわのジェノワーズの上に生クリームと栗の甘露煮、そして栗のクリームを絞ったベーシックなカップケーキバージョンです。そして今回はクラシックショコラやスペインの焼き菓子ポルボローネ、ゼリーと並行してつくっていました。
モンブランでは基本の生地づくりとともに、絞りや仕上げのデコレーションの技術、クラシックショコラではチョコレートを湯煎で溶かしてから使用していくので、生地を混ぜ合わせていく際の温度管理が特に重要です。
今自分が何をすべきなのか。実習では手順をしっかりと把握して、事前の準備や片付けなども考慮しながら作業を進めていく必要性もあります。学生一人ひとりの基礎知識や技術の向上とともに、実際の現場を想定した動きができるように、そういった部分も意識しながら進めていっているんです。
仕事としてのお菓子づくりで一番難しいところは、決められた時間内にいつでも同じクオリティの製品を数多くつくることかもしれません。そのために必要となる経験値を、一つひとつ着実に積み重ねていきましょうね。