昼間部 洋菓子本科2年生では、自分たちでイチからレシピを考えて製品化していく「創作研究」の授業もはじまっています。
ゼロからお菓子を考えるなんてできるの?と思うかもしれませんが、そのために必要となるノウハウやバリエーションは、この1年半の間にたくさん身につけてきています。だから絶対大丈夫です!
これまで学んできたものを見直しながら、そこに自分なりのオリジナリティもプラスして、製品の名前やコンセプト、誰をターゲットにするのか、材料の原価計算や販売価格も設定していきます。
最終的には実際に自分でつくった製品を、みんなの前でプレゼンするので、その時に工夫した点などもしっかりと説明できるように、レシピも細かく修正しながらつくっていきます。
何度か試作をしていく中で、配合を微調整をしたり、作業性やデコレーションも工夫を凝らして、より良い製品を目指してみんなが取り組んできていました。
今年も、まだどこにもない新しいおいしさが続々と生まれてきています!
今回はつくってすぐに試食していますが、実際に店頭に並べる時にはどういった包装で、どのように保管するのかによっても、食べてもらう時の味わいが変わってきます。将来的には、そういった細かい部分まで考えてつくっていかなければならないので、本当に難しいですよね。
今回自分でレシピをつくってみて「伝統的なお菓子や、先生たちが考えたレシピのありがたさを改めて感じた」という学生もいました。そういったことも含めて、いい経験になったことと思います。
大変なことですが、カタチのないところから、自分の想い描くおいしさを生み出していけるのが、このパティシエ&パティシエールの仕事の魅力的な部分でもあります。先生からのアドバイスやまわりの学生からの意見も、ぜひ今後の参考にしていってくださいね。