2024 07/02 ふだんの授業
自分たちでつかう餡は、すべて自分たちの手で
まだ梅雨はあけていませんが、7月に入ってだいぶ暑い日が続くようになってきましたね。そんな時でも食べたくなるのが、甘いものですよね!
今日の昼間部 和菓子本科1年生では、この時期にさっぱりと楽しめる梅と杏をつかった2種類の和風ゼリーをつくっていました。
寒天やゼラチンなど凝固剤にもいろいろありますが、今回は海藻から抽出されたカラギナンというゲル化剤を使用して、程良い固さのぷるんとしたやわらか食感で味わえるゼリーに仕上げていきます。
試食が楽しみですね!実習でつくった製品を食べることも大事な勉強です。先生のつくってくれたものも食べますし、自分たちでつくったものももちろん食べます。食べて味や食感、香りなどを確認して、記録して記憶していくこともとっても大事な勉強なんです。
その一方で、明日以降の実習でつくる平鍋菓子に使用していく、どら餡の仕込みもグループごとに一人ずつ、当番制で並行しながら行なっていました。
自分たちでつかう餡は、すべて自分たちの手で。お菓子の味を左右する餡づくりに関しては、一人ひとりがお菓子に合わせた餡を仕上げらるように訓練していきます。