2024 06/05 ふだんの授業
あんぱんづくりを通して、包餡技術を自分のモノに
昼間部 パン本科1年生では、フィリングを餡ベラをつかって包餡していく作業の練習がはじまっています。まずはある程度の固さもあって包みやすい「あんぱん」からです。
たくさんの種類の菓子パンや焼き込み調理パンが存在する日本のパン屋さんでは、包む作業は必須の技術。これができないと仕事にならないといっても過言ではないかもしれません。
少しずつ難易度を上げていき、最終的にはパン屋さんと同じように餡ベラをつかった包み方をスピーディーに出来るよう日々訓練していきます。
ヘラで餡を計量しながら包んでいくこの方法での実習は今回が初めて。なかなか苦戦している学生も多かったようですが、初めから出来る人はいませんので安心してください。
むしろ今のうちに自己流ではない、正しいヘラのつかい方や手の動きを、ゆっくりでもいいのでしっかりと覚えておくことが大切です。
ヘラで一つひとつの生地に同じ量の餡を包んでいくのですが、生地に薄い部分ができてしまったり、同じカタチに包めなかったりと、思っている以上にとっても難しい作業なんです。
何事も練習あるのみ。しっかり練習して、技術を自分のモノにしていきましょうね!