レシピには先生たちの想いも込められています｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

先日の昼間部 洋菓子本科2年生の実習でつくっていたのは、フランス北西部アンジュ地方発祥のレアチーズケーキ「クレーム・ダンジュ Crémet d'Anjou」です！

１年生の実習でもレアチーズケーキはつくってきましたが、今回のクレーム・ダンジュはゼラチン等の凝固剤をつかわず、イタリアンメレンゲを用いてつくる製法で、よりふわっとなめらかな食感に仕上げることができます。

フランスでは「神様のごちそう」とも呼ばれ、古くから愛され続けているクレーム・ダンジュですが、日本での歴史はそれほど古くなく、パティシエ・シマの 島田 進 シェフが日本で最初につくって広めたと言われています。

同じようなお菓子でも、さまざまな配合や製法のレシピが存在します。「将来、求める味わいや食感に合わせてアレンジできるようになってもらいたいので、今のうちにいろんなテクニックの引き出しを知っておいて欲しい」という、先生たちの想いも込められたカリキュラムなんです。