おいしいと笑顔を届けられるパン職人を目指して｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

昼間部 パン本科1年生では、学生一人ずつがそれぞれ手で生地を折り込んで三日月形のクロワッサンをつくっていました。

プロの現場では大型のリバースシーターと呼ばれる機械をつかって折り込んでいくことが多いのですが、今は基本をしっかりと身体で覚えていくべきとき。一つひとつの工程を確認しながら、麺棒で生地を折り込んでいきます。

クロワッサンやデニッシュなどの折り込み生地製品は、温度管理がとても重要です。生地とバターを一緒に折り込んでいくので、そのどちらもが冷えすぎず、やわらか過ぎない同じくらいの固さを維持しながら、スムーズに作業を進めていく必要があります。そうしないと、あのサクサクな食感を生み出すきれいな層をつくることができません。

もうこれまでに何度もトライしてきましたが、やっぱり難しいんですね。出来上がったクロワッサンの断面を確認して、その改善策を先生からアドバイスしてもらっている姿もありました。

真の意味で技術を身につけるためには、くり返しの練習あるのみ！今日も明日も明後日も、同じクオリティの製品がつくれるようにならないとプロとは言えませんよね。おいしいと笑顔を届けられるパン職人を目指して、しっかり練習していきましょう。