先日の夜間部 和菓子専科1年生の実習では、うぐいす餅をつくっていました。
今回のうぐいす餅は練り上げた求肥生地でこしあんを丸く包んだものを楕円形に仕上げて、左右に引っ張ってうぐいすのカタチに。淡い若草色の青黄な粉をふるいかけて仕上げていきます。
求肥の生地がやわらかいので、見た目にはシンプルですが難しいお菓子なんです。早春を告げる鳥の名がついたこのお菓子は、豊臣秀吉が名付け親とも言われているんだそうですよ。まだまだ寒い日が続いていますが、少しだけ春を感じませんか?
和菓子には季節ごとにお菓子があります。その由来や歴史的背景なども知ると、ますます和菓子がおいしく感じられますよね。